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Q借地の更新料が多額に入る予定ですが、何か税金対策などはありますか。

借地として土地を貸しているところがあるのですが、今年更新の時期で、更新料が500万円入る予定です。このままだと税金が大変になると思うのですが、対策などありますか?

A

臨時所得に該当すると、平均課税という制度を使って、大幅に税金が安くなる可能性があります。
臨時所得とは、期間が3年以上に及ぶ賃貸借契約において、権利金、更新料、名義書換料、承諾料を受け取った場合、その金額が年間賃貸料の2倍以上であるもの等です。臨時所得に該当すると、平均課税で計算することになります。平均課税とは、臨時所得の金額を5年間で受け取った所得とみなして計算することになります。臨時所得の金額を5で割り、その金額に対応する税率をかけた税金を5倍するという方法です。
通常、所得500万円の場合
500万円×20%-427,500 円=572,500 円という計算になります。
平均課税での計算の場合
500万円÷5=100万円
100万円×5%=5万円
5万円×5=250,000 円という計算になります。
実際には、他の所得との合算の金額での税率になるので、上記のような計算にはなりませんが、考え方としてはこのようになります。