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専門家が斬る!真剣賃貸しゃべり場
【第375回】
 二代目大家の小宮 哲朗が語る  ②

早期成約のための入居者募集

皆さんこんにちは。今月は二代目大家の小宮 哲朗より
「早期成約のための入居者募集」と題して、4回に分けてお送りいたします。

第2回目は「ポータルサイトへの掲載」についてです。

前回は「全ての空室物件がポータルサイトへ掲載されるとは限らない」、
「仲介会社にとって決めやすい物件、
入居者候補の顧客にとって魅力のある物件になる必要がある」
というお話をしました。
ではポータルサイトへ掲載する際に魅力的な広告にするには、
具体的にどうすればよいのでしょうか。

◆賃料相場と設備の関係性を把握する
ポータルサイトではエリアごとに
間取りや条件を設定して賃料相場を調べることができます。
この賃料相場を把握し実際の家賃設定をすることが第一です。
次に部屋の設備内容によって賃料がどれくらい変化するのか、
おおよその目安を把握しておきます。
例えば、人気設備の定番となった無料インターネット設備を検討しているとすれば、
エリア内で「無料インターネット」の競合物件の賃料相場を調べます。
そうするでリフォーム後の賃料相場が把握できます。
ただし、設備を新しくしたからといって賃料を値上げできるとは限りません。
賃料相場は地域によってある程度決まっています。
よく賃貸経営に関する記事で、
「○○を導入すれば賃料を上げられる!」というものがあります。
確かに可能性はないとは言い切れませんが、
賃料をあげるのはよほどの付加価値をつけない限り決して
容易なことではありません。
物件設備に対する投資は「空室の入居促進」、
「長期入居」、「退去抑止」といった長期的な効果を期待して
判断するのが賢明です。

◆物件写真の撮り方で印象は大きく変わる
物件写真の良し悪しは、ユーザーの第一印象を大きく左右します。
しかしポータルサイト上には、画質の粗い、
暗すぎる(または明るすぎる)、
歪んだ写真などを掲載している物件もあります。
ポータルサイトは物件を入居者候補の方へアピールする場なので、
好印象を与えられる写真を掲載するのは必須です。
実際の写真撮影は仲介会社の方がされることが多いですが、
担当の方が忙しい時は自分で撮影したり、
プロのカメラマンに依頼する方法もあります。

◆物件写真は「質」だけでなく「数」にもこだわる
物件写真は、できるだけ多くのカテゴリー(種類)を掲載するようにしましょう。
ポータルサイトによっては、写真の種類が多いと検索結果の上位に表示されやすくなり、
入居者候補の方に閲覧される可能背が高くなります。
また多くのカテゴリー写真が掲載されている方が、
入居者候補の方がその物件に住んだ場合のイメージが持ちやすくなり、
また内見率・成約率も高くなります。

◆最も大切なのは不動産会社との信頼関係
物件の入退去管理は管理会社、
ポータルサイトへの募集は仲介会社が行います。
つまり空室発生から入居者募集、成約に至るまでは、
不動産会社の協力が欠かせません。
そのために普段から管理会社、
仲介会社とのコミュニケーションは大切にしましょう。
特別なことではなく、何か対応してもらった時には
「ありがとうございます」、「助かりました」、
「お手数をかけました」など
感謝の気持ちを伝えることです。
これらの積み重ねで信頼関係を築いておくことが、
最も大切なことなのです。
ちなに近年はオーナー自身が物件情報を掲載できる
入居者募集サイトも出てきましたが、
圧倒的に多くのユーザーが活用するのは、
やはり不動産ポータルサイトです。

繰り返しになりますが、
ポータルサイトは「自分の物件の良さをアピールできる唯一にして最高の場」です。
そこを最大限に活用しないのはもったいないです。
是非今回の内容を参考にしていただき、
より良い賃貸経営につなげていただければと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ABOUT ME
小宮 哲朗
小宮 哲朗(こみや てつろう) エターナルフィナンシャルグループ IFA事業部長 ◆保有資格 CPM(認定不動産経営管理士)、宅地建物取引士、AFP、 証券外務員二種 ◆経歴◆ IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)、 不動産コンサルタント、二代目大家。 不動産投資は2012年にサラリーマン大家として開始。 実家が個人の地主系大家のため、 相続対策として法人化を実行し現在に至る。 サラリーマン時代は不動産ポータルサイト「HOMES」の 運営会社でエンジニアを勤め、不動産会社向けシステムの開発に従事。 現在は不動産、金融両方に精通したIFAとしてコンサルティングに従事。
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