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駅近よりも周辺施設を調査せよ ~分譲マンション投資の魅力~

駅近よりも周辺施設を調査せよ
~分譲マンション投資の魅力~

分譲マンション投資の現地調査でどこを見るか。
駅からの道のりも、
街の空気も、歩いてみなければ
本当のところはつかめません。
今回は「住みやすさ」を取り上げます。

私たちが狙うのはファミリー向けの物件です。
単身者向けのように、
駅近であることが絶対の条件ではありません。
家族が住みやすければ、
近所で生活が完結するのであれば、
駅から20分かかっても、そこに住むのです。
だからこそ、判断の軸を住みやすさに置く必要があります。

1.駅からの距離は、条件のひとつにすぎない
単身者は、通勤の利便を何よりも優先します。
駅からの近さがそのまま部屋の魅力になる世界です。

しかし家族の暮らしは、
駅を中心に回っているわけではありません。
日々の買い物、子どもの送り迎え、
通学路、休日の過ごし方。
生活の重心は、駅ではなく住まいの周りにあります。

駅からの距離だけを絶対の基準にしてしまうと、
家族が長く住み続けられる良い立地を、
みすみす取りこぼすことになります。
大切なのは、
その街で暮らす人の一日を思い描けるかどうかです。

2.暮らしのインフラが揃っているか
住みやすさは、抽象的な感覚ではありません。
暮らしを支える施設が揃っているかどうかです。

まず学校や幼稚園です。
子どもの就学が続くかぎり、
家族はそう簡単には引っ越しません。
教育のインフラが整っている街は、
それだけで長期入居につながります。

次に食品スーパーです。
ここで見るべきは、
いま便利かどうかではなく、
これからも便利であり続けるかどうかです。

購買力のある世代が住み続けていれば、
スーパーは活気を保ちます。
逆に住民の高齢化が進み、
街の消費が細っていけば、
やがて店は撤退し、暮らしの利便は一段と落ちていきます。
スーパーの元気さは、
その街の体力を映す鏡なのです。

そして病院や公園です。急な発熱に頼れる医療機関があるか。
休日に子どもを遊ばせられる場所があるか。
日常の安心と、暮らしの豊かさに直結します。

3.住みやすさで選ぶなら、団地も選択肢になる
この基準であらためて街を見渡すと、
団地は選択肢として魅力になります。
団地は世帯数が多く、その規模ゆえに、
敷地の中や周辺にスーパーや幼稚園、
公園までが揃っていることがあります。
駅からは遠くとも、暮らしに必要なものがひととおりそこにある。
街としてすでに完成しているのです。

価格が抑えられている点も、
投資として見れば大きな魅力です。
また、エレベーターがないため、
修繕に費用がかかりません。
その分だけ修繕積立金が低く抑えられている側面があります。

駅からの距離ではなく住みやすさで
選ぶのであれば、
団地は十分に検討に値するのではないでしょうか。

4.まとめ
住みやすさとは、
施設の有無を並べたチェックリストではありません。
学校があること、スーパーがあること、
公園があること。それらはあくまで索引であり、
答えではありません。
その索引をたどった先で、
この街に家族が何年も暮らし続ける絵が描けるかどうか。
そこまで想像して初めて、
住みやすさを判断したことになります。

ABOUT ME
渡邊浩滋
大家さん専門税理士事務所、渡邊浩滋総合事務所代表。当サイトを運営する大家さん専門税理士ネットワーク「Knees(ニーズ)」代表。 自らも両親から引き継いだアパートを経営する大家であり、「全国の困っている大家さんを助けたい」という夢を叶えるべく日々奔走している。 全国でのセミナー出演、コラム執筆等多数。
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